ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦
よ
うタイトル見て、またいつもの戦時スパイ物、ラブロマンス付きって言う
ステレオタイプを想像して、なかなか見ようとしなかった本作ですが
いざ見だしたらその緊迫感、悲壮感に引き込まれてしまいました。
そしてエンドロールにて初めてこれが史実と気が付き、あーこの妙な
リアル感、切なさの理由が分かりました。
町山智浩と言う方がラジオで解説されたそうですが、本作でスウッーと
一瞬だけ映される一冊の本、シェイクスピアの戯曲「ジュリアスシーザー」
(私、気が付いたのですが、最初の方に出ていた暗号用の本の類?
けどゆっくり映しているからなんか意味ある?で終わっていた💦)
それが本作の「キモ」と言われていました。
祖国の為に敵を一人暗殺
しかしその代償は?
またその敵は、祖国の労働者階級を懐柔策で人心掌握していた!?
自分がその七人のメンバーであったら、主人公のように「決行!」と
叫んでいたでしょう。
しかし、もしその代償がどうなるのか、はっきり分かっていたら
作戦に賛成出来たのか?
平和ボケの私にはそれ以上、判断不能でした。