ハーレー ホイールベアリング 品番 9276Bへ進化
ハーレーダビッドソンで、ABS無しモデルに限るのですが9276品番のベアリングを使用する車は、現在9276Bが組み込まれて生産されています。
(ABSピックアップセンサーって、片側だけじゃないのかなぁ・・?!)
こちらのハーレーダビッドソンバルコム杉並さんの記事が2017年3月だから、結構以前から設計変更されているようです。
では、ご自分のハーレーのホイールベアリングの品番はどこで分かるかと申しますと
☟の写真、私の逝っちゃったリアホイールのベアリング写真、黒いシール部の右上に「HD9276A」と言う品番が見えると思います。
(ちなみに逝ったのはこの反対のプーリー側で、原形が残っていません・・)
そう、私の車も一応「9276」から進化=設変が入った「9276A」が入っていたのです。
しかしこれも逝っちゃったTT
ちなみに、私くらいのベアリングが焼き付く=噛み込むくらいの痛み方をしていれば、ジャッキに上がった状態でホイール単体を左右に揺すってやると、ガタツキが分かるレベルと思います。
しかし中々私たち素人がジャッキアップして・・と言うのはハードルが高いので、ベアリングの痛みを見分ける方法としては、ベアリングのシール部分から、「黒い/灰色のグリース汁」が、遠心力によってベアリングの外側に出て来だしている・・でしょうか。
私の素人メカニズム予想は下記です。
①ベアリングのブツ不良、ベルトテンション張り過ぎ等でベアリングが熱を持ち、グリースが溶けて外に流出して無くなる。グリースの経年劣化時も同様です。
この前後から、ベアリング外に先ほど記述した黒色のグリス汁がベアリング外に流れ出て、ホイール等に付着を始める。拭き取りしていれば気が付くかも。
②スチールレース(ベアリングの外/内側)と、スチールボールが直に接触。ボールがみるみる削られ小さくなって行き、最後にはレースから飛び出したり、ボール同士がレース内で噛み込んでホイールがロックする=私のはココ💦
これが始まるとベアリング外には、金属の切粉が混じった「灰色」の汁が飛び出して来ているのでは?!と思います。
じゃあナゼお前、気が付かなかった?!・・・最後に述べます。
☟これが鉄馬舎でHD純正「9276B」に入れ替えてもらった愛車のFrホイール。
ベアリングのシールが、黒いゴムからステンレスに替わっていますネッ♡
もちろん左右2個セットの非ABS車。4,876円/個。9,752円/1輪分、税別です。
純正でも安いので、他所で高くて古い品番のを掴まないようにしましょう。
汁が出だしたら、分かりやすいと思います。
☟同、Rrホイール右側。汁は注意していれば分かりそう。
☟問題は今回私のが逝った側=Rrの左、プーリー側です。
写真で分かるように、プーリーのオフセットでベアリングが全く見えません。
と言う事は、定期的なホイール脱着による確認が必要と言う事か・・。
例えばタイヤ交換時とか・・。
☟リア後ろから、ホイールセンター確認。
右ベアリング位置は見えやすい、タイヤ末端部辺り・・
☟同左側。ベアリング位置はタイヤで見ると同じと仮定しても、プーリーとプーリーオフセット分、ベアリングが内側にいらっしゃる。
これでは万が一、どこかでドライブベルトを貼り過ぎたり、峠とかで必要以上にタイヤにGを掛けると、こちら側のベアリングがダウンするのでしょうか?
他のブログで見た例もRr左でしたし、今後ユーザー車検で全て済まそうと思っていた私も、やはりどこかで定期的にプロに出そうと、心に決めました^^